わからないことをわかるようにして できないことをできるようにして 歩かなければいけない 進まなければならない 朗らかでなければいけない 怒ってはいけない 前向きでなければいけない 夢がなければいけない 人のためにならなくてはいけない キチンとしなけ…

あくび 電線に小鳥 縮こまる朝に 陽だまり 猫あくび 狭い部屋から窓から 音のない風を見ていた 何気ない 喜び 確かめるように 洗濯物 畳む君 サビの一節をなぞるから いつのまにか僕にうつる ベランダで忘れられて 枯れ落ちた花 やっと気づく 今だから話した…

シロツメクサ

自転車に乗って 路地 転がった帽子 追いかけて あの日の記憶 一つまた一つ集めて シロツメクサの髪飾り 信じて 二人だけで 時々出かけた とびついた背中 温かいシャツの匂い

波立ちどこまでも緑 夏雲に届く白鷺の羽 りょうもう号 切符は胸にしまって 君の家の灯り 早く帰りたい 渡良瀬にせせらいで 星屑になる夢 あんなに急いで 街を離れて 繋がっている そう感じられた いつだって帰れるって もういいよ 砕けた心せせらいで 渡良瀬…

日の当たる場所

街路樹舞い上がる 落ち葉の道を 乾いた足音が 人混みに消えた 窓に映る あの日の僕を 探しに訪れた 日の当たる店 ずっと前にそっと君と 交わした言葉 今も変わらずに 頼りなく僕を勇気付けた 君はそこにいるの 今日は 窓からそっと見たよ 僕はここにいるよ …

本当のことを内緒で話そう 明日が怖いのは君と同じ 勇気のうたが 湧き上がってきて 今日が素晴らしい なぜ歌を作る 歌は何の役に立つのか 自分のための歌か 求められている歌は 勇気の唄 不安を抱えながら 進むこと なぜ? 生きることは勇気がいるから 増え…

今あるすべてで 答えている 小さな花の存在さえ 誰かの明日を叶えている 明日を怖がる君の近くに 今夜ここで泣いていい 躓くことは避けられない だから心に残したい 枯れたことない水のように 勇気の唄で 心を満たせ 明日は素晴らしい 信じていて 確かなもの…

子どもを乗せて自転車で送り迎えをする。遠回りをして、なるべく通ったことのない道を進む。子どもが新しい発見をする度に教えてくれる。日常の中で、非日常を感じることが今の私の旅。

素晴らしい日はまれに観ない 耐え難いことも続かない 恙ないことはつまらない ままならないことに彩られる 閉じ込もった厚い壁の内側で 愚痴を言って従って暮らしていく 気づかぬふりして道を探さず 生きたい先さえ考えない あなたの前で飾りはいらない 願わ…

精一杯な顔して まぬがれる術が 襟元にこびりついて 擦って滲んでた 眠りにつく前 まぶたの裏で 不安が見せる ニセモノの夢 寂しい枯れ野に立ちすくむ 代わりは誰1人いない 心細い 勇気の唄で 心を満たせ 明日は素晴らしい さあ信じて

玄関に靴が溢れて

適応

海からの風で 朝の砂漠に霧が立ち ツユをたたえた多肉の丘で トカゲはじっと待っていた 飢えや渇きを自覚するほど 潤ったことないこの地では 行きていくには十分な 恵みを私は知っていた あったものがないならば 今あるもので生きるだけ 分け合うものさえな…

あくび

電線に小鳥たち 縮こまる朝に 陽だまり 猫あくび 狭い部屋から窓から 音のない風を見ていた 何気ない 喜び 確かめるように 洗濯物 畳む君 サビの一節をなぞるから いつのまにか僕にうつる ベランダで忘れられて 枯れ落ちた花 やっと気づく 今だから話したい…

死はどれだけ近くまで忍び寄っているだろう 一つのボタン掛け違いで帰らぬ人なった人たち 見上げた星の数ほどいる どうして私の家族 私自身は死の影なく こうしてここにあれるのだろう 未来を確信しくだらないとも思える 些細なことに頭を悩ませて 未来や将…

エスカレーター鏡に映る 子どもたちの中の自分

時間を延ばせる魔法はあっても 命を燃やせる息吹を失う 筆をおけず塗り重ねる油絵 物足りなさに魅せられていたのに 不安になって付け足して 形にはまり規則に殉じて 老化する身体に縮こまり 人はまた考えなくなるだろう

ノックしている 君がドアを 寂しい人を独りにしない 待ってくれる 事を急がず 顔を上げたら微笑んでくれる 本当に行くのか 決めてしまったのか どこかでまた会おうだなんて そんな言葉で誤魔化しあって 手を振った見えなくなるまで 寂しいだなんて口にしない…

忘却

君があけ放った窓から 向かい入れた風 吸って吐いた 希望が湧いた 遠ざかる雲は 形を持たない いなくなるなんて 考えたりしない 一つのリンゴを分かち合うなら 永遠はどこにもなく 思い出は塵のよう 共にいた時間は夢のよう 愛しさはいつも過去

気球

嫌なことがないこと 面倒がない日々は 安心で楽だ 食器や衣服を使っては洗い おもちゃを遊んでは片付けて 使った布団を畳んでは敷く 滞りなく進むことなく そこに子どもたちは割り込んで 慌ただしく過ぎる 繰り返し終わらない日常 続く日常はやがて死により…

2歳になる君が 言葉を並べながら 好きな食べ物 覚えた動物を教えてくる日々 思い通りにならない 癇癪を繰り返し 床に落ちたパンくずを 拾うのにも慣れた 生まれたばかりのとき 一歳になったとき この腕で抱いたその重ささえ どうにも思い出せない 日々が塗…

話しておくこと

電線に小鳥が縮こまり 朝の陽だまり猫だまり ぬくい部屋の窓から 音のない風を見ている 流し始めたいつものアルバム 洗濯物を干す君が サビの一節をなぞるから 鼻歌は冷たい風に混じって ベランダの青空の匂い 冷えたコンクリート黄色の花 家事の分担や節約…

お節介

人のためになんていいながら 何かしなきゃいられない それは自分の安心のためなのさ よってたかっておもちゃにして よくやったと思いたいのさ あなたが私をいい人に見せてくれる No No No No No そう言いながら どっかでそんな気がしてる 1人は寂しいに違い…

ケア&プロデュース

ケアは、人を支えてるケアは、日々を支えてるケアは、夢を支えてるケアは・・・未来を支えてる 失いかけて初めて気づく今ここにいる有難味誰にだって試練がある どう乗り越えるかだろう 大切なことはケアしてくれる人がいるということケアする人が一番ケアを…

ケアゆず

失われて初めて気づく健康のありがたみ誰だって抱えてる病や障害大切なのはケアしてくれる人がいることケアする人が一番ケアを必要としていることケアは未来を支えるケアは障害を支えるケアは病を支えるケアは未来を支えるこの世は創る人と使う人がいる創る…

ケアプロインティライミ

失われて初めて気づく 健康のありがたみ 誰だって抱えてる 病や障害 大切なのは ケアしてくれる人がいること ケアする人が 一番ケアを必要としていること ケアは未来を支えてる ケアは障害を支えてる ケアは病を支えてる ケアは・・・未来を支えてる この世…

ケアが咲く

自分の命はいつも 誰かの命になってる 生まれた時からそうだよ ここにいるだけで価値になる 出来ないことばかりに 目が向くけれど 気づいてない幸せ 一緒に見にいこうよ ケア 花が咲いてる 生きてる今を輝かせて ケア あなたを理解したい だからここで一緒に…

ケアプロバラード

失ってから やっとわかった 夢中で走って 転んで気づいた 大切なのは 君がいること 答えはないけど 探し続けよう ケアは人を見つめる ケアは重荷を分け合おう ケアは喜びを作り出せる ケアは同じ夢を見ている 与えられて 安心してた 答えを待って 考えもしな…

おひさま

雨上がり 嘘みたい 傘からそっと顔を出す水たまり ゆれる青 目を細めて深呼吸 僕のお日様は 隣にいてくれたどしゃ降りのときも 独りじゃなかった 透明な空 まっさらな今日またここから始めようか 何だって出来るさ愛されている 思い出せるよ厚い雲の端っこ …

僕に それでいいんだよ 屈託無く笑う 透明な空 まっさらな今日 またここから始めようか なら出来るさ 雨が降るから 光がわかる 色とりどりの幾千の雨 幻なんかじゃない七色の虹を見たんだ 答え書き写して ルールを暗記して 嫌なことを消せる魔法を探した 緑…

雨上がり 考え込むのはやめて 微笑みに 虹がかかる 一足飛びで晴れ渡る 正反対だね お日様と雨雲 だからいいんでしょ 虹がかかってる 透明な空 まっさらな今日 また歩きはじめよう 二人なら 透明な空 まっさらな今日 二人見えるものは違うでも隣にいれる 君…