波立ちどこまでも緑

夏雲に届く白鷺の羽

 

りょうもう

切符は胸にしまって

君の家の灯り

早く帰りたい

 

渡良瀬にせせらいで

星屑になる夢

あんなに急いで

街を離れて

繋がっている そう感じられた

いつだって帰れるって

 

もういいよ

砕けた心せせらいで

渡良瀬

川面が煌めく おやすみ