焦がれた胸をかかえて
寝返りを繰り返す夜に
冷たい枕につっぷしながら
浮かぶ顔をかきけした
自分をごまかせるくらい
歳を重ねたつもりだけれど
この胸の苦しみは本当で
笑うしかないよね 一人芝居で
諦め方だけを探し続ける
あたまではわかっていて
こころではわからなくて
相手のためだけなら
しまっておく想いも
自分の我儘を通すなら
恐れや失敗を手放せるなら
これだけ我儘に生きておいて
いい人仮面で
ここにきて誰も傷つかないように
自分も最低になりきれず微笑んでる
焦がれた胸をかかえて
寝返りを繰り返す夜に
冷たい枕につっぷしながら
浮かぶ顔をかきけした
自分をごまかせるくらい
歳を重ねたつもりだけれど
この胸の苦しみは本当で
笑うしかないよね 一人芝居で
諦め方だけを探し続ける
あたまではわかっていて
こころではわからなくて
相手のためだけなら
しまっておく想いも
自分の我儘を通すなら
恐れや失敗を手放せるなら
これだけ我儘に生きておいて
いい人仮面で
ここにきて誰も傷つかないように
自分も最低になりきれず微笑んでる
言葉の端々に ひとりぼっちを含ませて
だれか僕を認めてと小さな悲鳴を混ぜ込んで
寂しいと正直に言えよ
それを口にしちゃ
やせ我慢は
いつも笑顔で穏やかで
おおらかに生きたくて
小さなことは気にしない
そんな自分もいるけれど
時々は
それでいいんだよって
言って欲しいのさ
美辞麗句や社交辞令は
すぐに分かるから
どんな
お前はほしいのか
ああ 何もいらない
ああ
本当に欲しいのは
ああ
満たされようと思うなら
今ここにあるものを
たしかにわかるけど
それでもね それでもね
ここにいるだけでいんだけどね
それでもね それでもね
寂しいなんて恥ずかしいけどね
それでもね それでもね
悲しいなんて恥ずかしいけどね
羊は風を知り
私は道を知らない
名もない街の
焚き火のそばで
言葉は灰になり
火の粉だけが昇る
誰かの沈黙が
夜空を照らしていた
石積みの寺に
朝が降りる
土に眠る種は
まだ夢を見ている
花を急がない
雨を責めない
今日という光を
掌にのせて
誰かと歩けば
それでいい
風のゆくまま
旅は続く
病める人も
杖をつく人も
同じ畑で
季節を待つ
鍬を置く日も
支えられる日も
命は静かに
めぐってゆく
鐘の音だけが
空へ溶ける
祈りはいつも
誰にも見えない
煙の向こうで、
さっきまで黙っていた誰かが笑った
鍋が空になり、皆が帰っていく
花を急がない
春を奪わない
今日という光を
胸に灯して
君と笑えた
そのことが
風の答えと
知っている
朝靄のなか 羊の鈴が鳴る
革の鞄を 肩にかけて
羊は風を知り 私は道を知らない
はずれの街の 焚き火のそばで
言葉は灰になり 火の粉だけが昇る
誰かの沈黙が 夜空を照らしていた
石積みの寺に朝が降りる
土に眠る種は まだ夢を見ていた
樫の薪が ぱちりと鳴いた
黒パンを割る 皺だらけの手
笑う人も 黙る人も
火を囲めば 同じ夕暮れ
名前なんて いらなかった
今日を生きよう
今日を生きよう
火のある方へ
歩いてゆこう
今日を生きよう
今日を生きよう
君のとなりで
笑っていよう**
鐘楼の鐘が 丘へ響けば
石積みの寺に 朝が降りる
土を返せば ミミズが眠り
ライ麦の穂が 風を待ってる
病める人も 杖をつく人も
鍬を並べて 空を見上げる
明日のことは 空に預けて
今日の畑を 耕そう
今日を生きよう
火のある方へ
今日を生きよう
歩いてゆこう
今日を生きよう
今日を生きよう
君のとなりで
笑っていよう**
ラストサビ
**今日を生きよう
今日を生きよう
火のある方へ
歩いてゆこう
今日を生きよう
今日を生きよう
また会う日まで
火を絶やさずに
眉間に皺寄せ
歯磨きしてる 背中
おやすみ こっちを
見向きもしない
床の食べかす
机に積まれた郵便
あなたは笑って
いるけど視線が合わない
小さな諦めが混じっているのは分かる
眠れない窓辺で独り
またたく星を見ていた
何にも求めたりしない
あなたが少し恋しい
いつでも そこには
またたく星がいるよ
たとえば君と僕が
互いを見失ったら
瞳を閉じれば
あの日の夜空が見える
眠れない窓辺で
見上げてごらん空を
あの日と変わらない
想いで君を見てるよ
やらなきゃいけないことを
追いかけることが人生
やりたいこと?
考えることをやめていて
心はずいぶんこわばってしまった
自分のできることを
小さくまとめているから
真っ白な画用紙を前に
ペンの握りも分からない
やめろと言われても
もう丘の向こうまで風は吹いた
草原に出れば
からだが駆け出して寝転んで
バカだと思われても
毎日毎日同じことをして
怒られても嫌がられても
呆れられても 気にしなかった
好きなことは好きと言えた
嫌いなものは嫌いと言えた
やりたい!と手を挙げて
退屈が大嫌いだった
地平線
遠雷
静かな降下
空へ還る
光の層
終わらない朝
永い瞬き