深夜 新宿中央公園暗闇を支配する蝉の声 濡れたシャツに涼しい風かすかにタバコの匂いを連れてくる 生きていることを忘れ死んだように費やす僕たちの当たり前の毎日 夏の日の輝きは過ぎ去ったら消える儚い光だった蝉時雨 聞こえてるただ夢中で生きるそれが僕…
混沌と怒りのごった煮の満員電車 新鮮な空気求め 海面に浮上する クジラの背中 夜明けの沖合で キラリと光る ビル群の影が 切りとられた影絵 喜びが苦悩から出ずるものなら 悲しみこそ幸福の始まり 青空に潜水して 透き通ってく心で 何もかも 脱ぎすてるから…
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