2019-02-05 ■ 2歳になる君が 言葉を並べながら 好きな食べ物 覚えた動物を教えてくる日々 思い通りにならない 癇癪を繰り返し 床に落ちたパンくずを 拾うのにも慣れた 生まれたばかりのとき 一歳になったとき この腕で抱いたその重ささえ どうにも思い出せない 日々が塗り重なっていく 君は変わる目まぐるしく いつの日か今日を 振り返るときがある 今夢中で見えずらい 当たり前この今の価値を 君の柔い頬を撫でたことを