いつか
いつかぼくも身体を壊し
不調の中で
自分が一番かわいそうな
誰も自分をわかってくれないような
そんな
そんな気持ちに支配されるだろう
歳をとることは
病を得るということは
身体が衰えうまく動かなくなり
食べ物はまずくなり
なにも覚えられなくなる
その孤独は誰にもわからない
考慮なんてしてもらえない
甘えていられない
そんな孤独にいる人より
そんな苦しんでいる人より
自分のほうが不幸になっている
そんなときはないか
めんどうになり
不満になる
なにもわかっていない
それは怖いこと
悲しいこと
自分に負けるということ