ただひたすらに

それでいいんだよ

そう言われているように

様々な人の口を通じて

ねぎらいの言葉が贈られる

 

暗闇の中にいるその人が

さらなる闇に溺れないために

ひたすらにできることを

 

息苦しさの中

僕の名前を呼ぶしかなかった人

自分がどこでなにをしているのか

わからなくなり縛られてしまった人

そんな人から

気晴らしの空になってくれて

ありがとうと告げられる

 

わかりやすい見返りはなくても

たとえ蹴り返されても

同じことをするだろう

同じことをただただ

 

二度と会うことはなくても

自分になんの得もないように思えても

明日には忘れられても

 

ようやく見つけた僅かな希望

その喜びを感じれたらきっと

そんな気がして

新しい仲間に

押し付けてしまったかもしれない

 

体はくたびれて

心も動揺して

それでも明日は来る

 

明日もまた ただひたすらに

できることを