自己

慰めが何になるというのだ

いっときの癒しでしかない

 

無責任 怠惰 自己憐憫

蹲っていて何の役に立つのだ

 

自己を正当化し

相手の気持ちを理解できない

 

責める方 責められる方

本当はお互い様なのである

 

わたしは正当か

特別か

わたしは加害者か

被害者か

 

足は歩くために存在し

目は新しい世界を映したい

 

昨日と同じ窓から

新しい光が透けている

愛するとは何か

我が子でさえ

自身の癒しのために

利用していないだろうか

 

自分の弱さを知るだけでなく

理解できるか

本当の最良を選びながら

命を燃やせるか

 

わたしも生きているのだから