いつでも子どもたちは陽射しの下を

かけ回って今を重ねている

 

青空を触る木々のダンス

お腹の上で僕を見る赤子の瞳

どこかで母を探している

 

時の川は流れて

同じ場所には戻れない

さよならの前では

人は赤子になる

 

昼に部屋に入った陽射しも

星々の夜には幻のように遠い

 

君がいつもの場所にいて

同じ話をして同じ喧嘩をして

隣で眠っていたことは

どうか無くなったりしないで