日差しをふくんで膨らむ雲

忘れていた明日への期待

夏がくる 風を感じるこころ

子どもになって はしゃいでる

 

無音で揺れる草木の影

カーテンから漏れた光の束

当たり前のように見せている

気づくことのできない幸せ

 

あなたとここにいられる今の

本当の価値に気づくために

さよならが用意されている

 

 

寒いねと言い合える誰かが

凍える帰り道も短くしていた