家路

特急までの少しの時間で
君の好きそうなお菓子を探してる

離れてた時間にありがとう

大切なものがよくわかるから

車窓を過ぎる集合住宅の

透明な窓ガラスは同じオレンジ色

帰る人も待つ人も同じ夕焼けの中

 

誰ともくらべられない

僕だけの毎日を

汗を流し悩みながら繰り返す

君の顔を確かに見れる距離で

幸せを築いていく