2018-01-13 朝 朝だ 露草を食む羊たちの背 透かした光 金色の湯気 峰の向こうに朝日の気配 落下しそうな真っさらな空 朝だ 凍った水で顔を洗い 熱いコーヒーを淹れて 土をいじり物を作り 1つでも世界を理解する 祈るように生きていく 繰り返し繰り返す営みを 形ある答えが欲しい君には 理解できないだろう それは世界を理解する始まりなのだから 幸せになろうとしていない すでにある幸せに気づいているだけだ